雲間に見える月。

ぼんやりと
月を見ていた。

好きなのは尖った細い白い月。

今夜のつきは
オレンジでまわりがかすんで
雲に逃げ隠れ。


好きじゃないけど。



やっぱり夜空に
月を探してしまう。


どんな形に見えたって
月には変わりはないのに。


好きだったり
嫌いだったするのは



わがまま以外の何者でもないの?




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生まれかわることって本当にあるのかな?

どんな姿でもあなたはあなたなんだから・・・・・




冷たい夜風には
尖った月が似合うのに・・・・・